池の鯉は外来種
- camellia
- 2019年6月8日
- 読了時間: 2分
"池の水を全部抜く"というTV番組で鯉は外来種と言ったのを聞いてビックリ!でした。
今まで慣れ親しんだ鯉のぼりや掛け軸の鯉の絵、更には近くの川やお堀などで見るたくさんの鯉、あれらの全てが外来種?だったなんて。
今回のスペイン語は琵琶湖の在来種(日本固有)の鯉についてです。
スペイン語の簡単な訳
多くの人が鯉は日本固有種と思っていますが、外来種か雑種です。
日本固有の鯉は琵琶湖や四万十川などの限られた大きい川にしか生息していないので容易に見る事はできません。
この2種類にはどのような違いがあるのでしょうか?
日本固有の鯉は警戒心が強く神経質、棲家は水深40~50mで群れをなさず単独で行動します。
一方、外来種は警戒心が薄くどんな川にもすんでいます。
それ故、群れをなして浅瀬を泳いでいる鯉は紛れもなく外来種なのです。
更に、ややこしくしているのは名前です。
外来種にも関わらず黒い鯉を"ヤマトゴイ"と名付けているのです。
日本では昔から掛け軸の絵や鯉のぼりなどで親しまれてきました。それらの全てが外来種であったとは本当に驚きです。
これらの外来種は一体どこらから来たのでしょうか?
ほとんどはユーラシア大陸から来たものです。
日本固有の鯉に光をあてたら黄金に光ったそうです。
今、琵琶湖の在来種は減少しつつあり、絶滅の危機にあります。保護のため発信器をを付け研究が始まっています。
保護活動が上手くいくと良いですね。
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