ロシア北極圏のノバヤゼムリャ列島の街ベルーシャ.グバでは12月から数十頭のホッキョクグマが住宅地に出没するようになり、住民の日常生活に支障がでているようです。
町中では常に6~10頭のホッキョクグマがうろつき、餌を探して住宅やビルに侵入したり、危険な状態が続いているそうです。おちおち外出も出来ないとのことです。
現在、ホッキョクグマは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで危急種(絶滅危惧種の次)に分類されており駆除はできないそうです。
人を恐れなくなっているホッキョクグマたち、良い解決方法はあるのでしょうか?
ホッキョクグマは流氷水域海岸などに生息し、冬季には流氷の南下に伴い南に、夏季には北へ移動します。
流氷の間を数時間にわたって泳いだり、時速6.5kmの速度で約65kmの距離を泳ぐことが出来るそうです。
しかしながら、近年は地球温暖化の影響で海の氷が溶け、必然的に次の氷まで泳ぐ距離が長くなり、以前よりシャチに襲われる危険が高まっているそうです。溺れてしまう場合もあるとか。
北極の海でも異変が起きているのですね。
因みに、海での食物連鎖の頂点はやっぱりシャチなんですねー。
さて、今日の風景画はあべとしゆき講座で描いたものです。2016年2月の課題でした。
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