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  • 執筆者の写真camellia

皇妃エリザベート-2

更新日:2019年3月4日

1869年に画家フランツ.ルースによって描かれた皇妃エリザベートの肖像画の模写です。


2003年4月に大丸ミュージアムで開催された皇妃エリザベート展でこの絵の原画を観て、いつかは描きたいと思っていました。

そう思ってから6年後にこの絵が仕上がりました。

オーストリア、ハンガリーの二重帝国の皇妃エリザベートは16歳でヨーロッパ王家の名門ハプスブルクブルク家のヨーゼフ1世に嫁いでいます。

結婚生活は幸福とは程遠いものだったようです。

ゾフィー大公妃の厳しい宮廷礼儀作法に耐えられず、うつ病に陥りマデイラ島で療養していたと言います。

回復しウィーンに戻っても、窮屈な宮廷生活が合わず、又すぐに体調をくずし、旅に出るようになりす。

ほとんど宮廷にいなかった為、子供たちとの関係も希薄で、王位継承の皇太子ルドルフが30歳で自殺したのをきっかけに、さすらいの旅に拍車がかかります。


60歳のとき、旅の途中で無政府主義者の男に暗殺され非業の死を遂げています。





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