2月3日の記事にエジプトの遺跡で、およそ2000年前のミイラが40体発見されたとありました。
これらのミイラは古代紙である"パピルス"が巻きつけられていて、比較的簡易な装飾が施されていることから、中流階級の人々とみられています。
パピルスとはカヤツリグサ科の植物の一種で、その植物の茎から作られた紙のようなもの、パピルス紙とも呼ばれていて英語のpaperやフランス語のpapierなどはパピルスに由来するそうです。
この他、墓からは食べ物が入っていたとみられる壺や、墓を悪魔から守るなど宗教的な意味を持つとされているジャッカルのミイラも見つかっているそうです。
ジャッカルが死者の守護者とされたのには墓所にたむろうジャッカルたちが墓を守っているように見えたからといわれています。
私が思い浮かべるジャッカルと言えば、セグロジャッカルですが、エジプトの壁画に描いてあるジャッカル(アヌビス)の頭部をみると犬っぽいですね。
ファラオファウンド犬に似ています。
ジャッカル自らミイラになるわけないですから、小動物を探してウロウロしてるところ、捕まってミイラにされたんでしょうね。
この発掘は始まったばかりで、さらなる発見が期待されているようです。楽しみです。
今日の写真はポーセリンペイントで描いたカトレアです。
カトレアは葉には厚みがあり、花は柔らかい花びらと質感の全く違うベルベットのような花びらの組み合わせで勉強する所がたくさんあります。
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